無言の一撃だった nike。ミュージカル『レ・ミゼラブル』の音楽に乗って流れるように滑り出した金妍児が、いきなり3回転ルッツ−3回転トーループを決めた ナイキ。その後も高難度の2回転半−3回転を含めて6度のジャンプですべて着氷。仕上がりの良さを印象づけた 。一方、永遠のライバル、浅田真央はこの日、リンクに姿を見せなかった。
真央は2月の四大陸選手権(大阪)では、SPで2年ぶりにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたものの、フリーでは3回転半に加え2連続3回転を投入したが、いずれも回転不足と判定されたnike air。
その2連続3回転を金妍児があっさり決めているのは脅威だが、付けいるすきはある ナイキシューズ。スタミナだ。金妍児は体力面について「心配があるとは思っていない」と話してきたが、昨年12月のNRW杯(ドイツ)で復帰し、今年1月の韓国選手権を含め、まだ復帰3戦目。フリーの演技以外は、単発のジャンプを跳ぶごとにリンクサイドへ戻り水分補給。腰に手を当てる場面もあった。
練習後、金妍児は韓国メディアを含めた報道陣への対応はせず、12日に心境を明かす シューズナイキ 。真央も現地入りする予定だ。2年ぶりとなる直接対決の機運は、いやが上にも盛り上がってきた。